シシフィーユのチームメンバーが、お題に沿って本音を語る座談会。第二回の今回は、Mami(マミ)とNatsuki(ナツキ)の2人が「肌着」をテーマに、それぞれ一押しのアイテムや製品企画の裏側について語りました。

ナツキ:今日は第2回のシシフィーユスタッフ座談会です。私ナツキとマミさんの2人でお話しします。改めて簡単に自己紹介をしましょうか。マミさん、お願いします。
マミ:マミと申します。シシフィーユでは、アイテムの企画やオンラインストアの運営を担当していて、今はニュージーランドからリモートでお仕事をさせていただいています。
ナツキ:私はシシフィーユに入ってから丸一年経ちました。営業と生産管理など担当しております。よろしくお願いします。
マミ:まあ小さいチームなので、なんとなくの仕事の分け方はありつつも、みんなでやっている感じですよね。
ナツキ:そうですね。私は日本で働いています。日本代表としてよろしくお願いします(笑)前回の座談会ではブランドコミュニケーターのクミさんと私たちの3人で、ブラとショーツについて、イチオシ商品や開発の裏話をしました。ただ、シシフィーユにはブラとショーツ以外にも、とても良い商品がたくさんあるので、今日はそのブラショーツの上に着る長袖のTシャツやレギンスなど、肌着類をテーマにしてお話したいなと。マミさんには開発の裏話なんかも聞けたらいいなと思っています。
マミ:よろしくお願いします!
「こんなの探してた!」と、選んでいただくことがたくさんあります!(ナツキ)
ーLONG SLEEVE TEE "AMELIA"ー
マミ:ナツキさんのイチオシ商品はなんですか??
ナツキ:ロングスリーブTシャツ“AMELIA”(アメリア)ですね!(マミさんが)今着ていらっしゃいますね。今の日本は“アメリア”一枚だと、さすがに寒いですが、そちらは今何度なんですか??
マミ:今日は23度ですね。今こちらは真夏なんだけど、日差しがとにかく強い。でも風が吹いたりすると寒いし、これ一枚着ているのがちょうどいいです。
ナツキ:“アメリア”って春や秋に着る長袖のイメージがありますけど、私も夏、結構着ていました。
マミ:室内の冷房寒いですもんね!
ナツキ:そうなんですよね。そういう時に、薄い生地なのでちょうどいいんですよね。日焼け対策にもなるし。
マミ:うんうん。私も日本の夏、“アメリア”すごくよく着てた。日本では肌を見せることに抵抗があったので、夏でも比較的長袖を着ることがありましたけど、“アメリア”は薄手で風が通るし、長袖でも涼しい感じがあって。
ナツキ:早く夏になって、また“アメリア”を着たいです!中にブラキャミ“サリー”を着るのも定番で可愛いですよね。色を合わせたり、あえて違う色を重ねたりしてもかわいいです。
マミ:夏に活躍するのはもちろんだけど、冬場もセーターの下に着て、袖口から袖口のメローのフリフリをちょっとだけ見せるのが、かわいいけど甘くなりすぎなくてすごく好きです。
ナツキ:今みたいな冬の時期もよく着ています。ニットの下にアメリアを一枚着るだけでチクチクとかも抑えてくれるので。一枚で着てもかわいいけど、アンダーウェアとしてももちろん活躍しますよね。
マミ:“アメリア”の生地って、あのやわらかさと透け感を出すためにすごく甘く編んでるんです。それもあって、ちょっと伸びやすいというデメリットもあって。実は、発売当初はもっと首元が開いているようなデザインだったんです。そこから生地の特性に合わせて改良して、首がちょっとすぼまったような今のデザインになりました。襟が狭くなったことで、セーターの下に着て、敏感なデコルテ部分もカバーできる、よりアンダーウェアとしても活躍するようになりましたよね。
ナツキ:シシフィーユの中でも大人気商品ですよね。透け感も、すごくトレンド感があって。ポップアップイベントで手に取っていただいたお客さまに、「こんなの探してた!」と言って選んでいただくことがたくさんあります!“アメリア”はこれからも新色を出す予定もあるので、ぜひ楽しみにしていただければと思います。
どのアイテムも気持ちのいい生地を使っていますが、このアイテムは他に絶対負けない。(マミ)
ーBRACELET SLEEVE TEE "JANE"ー
マミ:私の一番の推しアイテムはブレスレットスリーブTシャツ“JANE”(ジェーン)ですね。
ナツキ:マミさんといえば、ですね!
マミ:そんなに?(笑)“ジェーン”はとにかく生地が気持ち良い。もちろん他のアイテムも肌触りにこだわって、それぞれ気持ちのいい生地を使っていますが、あのアイテムは他に絶対負けない。他のアイテムって、「こういうアイテムが欲しい」っていうところから企画がスタートして、「じゃあこの生地を使おう」っていうように進めていくことがほとんどなんですが、“ジェーン”は、最初にあの生地があって、その生地で何をつくるか、っていう順番だったんです。
ナツキ:今ニットの中に着てます。すごい気持ちいいです!
マミ:ちょっとだけ袖を短めにして、外に見えてこない、インナーとして優秀なアイテムっていう位置づけで作りました。ベーシックな形ですけど、縫い目にちょっと特徴的な仕様を採用していて。ちょっとしたスパイスになってますね。
ナツキ:先日“ジェーン”をお義母さんのお誕生日にプレゼントしたんですけど、すごく気に入ってくれました。ほてったり、汗ばんだりすると、着ているインナーが冷たくなっちゃったりとかするじゃないですか?でもこれはちょうどいいって。
マミ:ハイゲージで目の詰まった生地なので比較的耐久性もあるし、ベーシックな形で長く着てもらえると思うので、贈り物にもぴったりですね!
前後ろ両方着られる、天才的なデザインじゃないですか?(笑)(ナツキ)
ーTANKTOP "ELLEN"ー
ナツキ:トップスでいうと、タンクトップ”ELLEN”(エレン)も人気ですよね。
マミ:大人気ですね!“アメリア”に次ぐ、人気商品。
ナツキ:天才的なデザインじゃないですか?(笑)あの前後ろ両方着られるデザイン。片側はアメスリ風に着られるんですけど、そこまで極端じゃないし、ちょうどいい。生地もすごい気持ちいし、ガシガシ洗っても全然へたれない。
マミ:私も“エレン”はネットに入れないでそのまま洗濯機いれちゃう。長く着るには絶対洗濯ネットに入れて洗濯したほうがいいので、皆さまにはぜひ洗濯ネットを使っていただきたいですけど(笑)でもそんなガサツに扱っても、全然へこたれないよね。
ナツキ:シワにもなりにくいですよね。生地に特徴があるんですか?
マミ:それもあると思います。マニアックな話になってしまいますが、双糸使いの生地で、簡単にいうと編む糸に特徴があるって感じですね。それもあってさらっとしていて、夏にぴったりですよね。
ナツキ:夏もちろんですが、涼しくなってきたら襟の空いた方を前にしてニットやカーディガンのインナーとしても活躍しました!
100%コットンでここまで保温できるのって、手前味噌だけど本当すごい。(マミ)
ーHIGH NECK LONG SLEEVE TEE "MAE"/LEGGINGS "CORETTA"ー
ナツキ:秋冬のインナーといえばハイネックロングスリーブT“MAE”(メイ)と、レギンス“CORETTA”(コレッタ)ですよね。社内でも大人気。とにかくあったかいですよね。オーガニックコットン100%で。
マミ:最先端の技術を使ったあたたかい化繊のインナーって最近いろんな種類があると思うんですけど、100%コットンでここまで暖かく保温できるのって、手前味噌だけど本当すごい。生地が二重構造になっているので、その間に空気の層ができて、あたたかさを保てるんですよね。
ナツキ:私は“メイ”と“コレッタ”をパジャマの中に着てます。贅沢です。すっごい寒がりなので厚着で寝るんですけど、素肌の上に着るのが本当に気持ちいい。
マミ:冬の寒い時期に是非お勧めしたい商品ですよね。
ナツキ:お客さまからも「すごくきもちいいから、ハイネックじゃないインナーも作って欲しい」というお声もいただいていています。
マミ:新商品として企画できたらいいですね!トップスの“メイ”で気に入ってくださった方には、ぜひレギンス“コレッタ”も試していただきたいです。
ナツキ:私、冬は防寒対策としてパンツスタイルが多くて、パンツの下に一般的な化繊のタイツやレギンスもよく履いてたんですけど、締め付け感があるのは正直あきらめてて。シシフィーユのレギンス“コレッタ”に出合ってからはすごく快適です。冗談抜きで本当に毎日履いてます!
ヨガやピラティスをされる方で、天然素材を使ったウェアが欲しいという方に、お勧めしたい。(ナツキ)
ーLEGGINGS "SUSAN"ー
ナツキ:レギンスは“コレッタ”が冬のインナーとして優秀ですけど、“SUSAN”(スーザン)も人気ですよね。二種類の生地を使っている特徴的なデザインなんですけど、部分的に伸縮性のある生地を使っているので動きやすいですし、見た目も美しいままキープされるっていう感じですよね。
マミ:100%コットンのレギンスって、どうしても着用時間が長いと膝の部分の生地が伸びてポヨンって飛び出してきてしまったり、足首周りがゆるゆるに伸びちゃったりしますよね。それを解消したのが、この“スーザン”。
ナツキ:おでかけ用というか、外に見せるレギンスですよね。ワンピースの下に履いてもらったりとか。私はヨガをするときに着ています。私、全身シシフィーユでヨガに通ってるんですけど、ブラは“テレサ”、その上に“ジェーン”、レギンスは“スーザン”っていうのが私の定番ヨガスタイルです。ヨガとかピラティスとかされる方で、化繊のものじゃなく、天然素材を使ったウェアが欲しいという方に、お勧めしたいです。
マミ:私の場合、極度の乾燥肌・敏感肌なので、“スーザン”は縫い目がチクチク痒くなっちゃうんですよね。なので、私は裏表逆にして履いてます。より肌あたりがいいし、縫い目が気になる方は是非試していただけたらと思います。
ナツキ:またシシフィーユの商品について、スタッフでお話する機会を作れればといいですね!
マミ:またやりましょう!ありがとうございました。
---■ 道端 真美(ミチバタ マミ)/ SISIFILLE WEB/EC
美術大学を卒業後、設計会社に勤務。退職後、バックパッカーとして世界26カ国を周遊、その後カナダで暮らす。オーガニックコットンを通じた嘘のないものづくりに感銘を受け、帰国した2018年シシフィーユの運営会社であるパノコトレーディングに入社。現在はニュージーランドを拠点に、シシフィーユのWEBサイト運営等に携わる。
■ 森田 菜月(モリタ ナツキ)/ SISIFILLE SALES
大学で環境デザインを専攻。卒業後、大手百貨店に入社し法人営業やECサイト運営を経験。学生時代から興味があった環境や人権問題に取り組みたいという想いから、2024年パノコトレーディングに入社。現在はシシフィーユの企画営業、生産管理を担当し、POPUPイベント等では製品の販売を行う。